新世代の精神科病院の使命と責任として、横浜カメリアホスピタルは災害時のライフラインの確保や地球温暖化防止対策として、さまざまな先進システムを積極的に導入しています。 環境向上へ向けた下記の取り組みにより、21.8%のCO2削減(1990年の総合病院の標準モデル)を実現しました。(これは、ブナ天然森のCO2吸収量24haに相当するものです。)
環境対策
- 日射負荷の大きい窓に省エネガラスを採用
- 日射遮蔽を考慮した外観デザイン
- 北側も風除室を設置し、隙間風を防止
- 無駄なエネルギーの削減システム(照明等)
- 節水器具、節水シャワーの採用
- 水源として、市水(水道)と井戸水を効率よく併用
- 電化厨房を採用
- 夜間電力利用給湯/空調設備を採用
- CO2削減、ランニングコスト低減のために排熱回収
- 接触感染予防策として非接触型センサー方式による吐水、洗浄方式を採用
- プライバシーとセキュリティを高めるICカードキーシステムを出入口や全病室に導入
- 繰り返し使える充電式乾電池エネループを採用
- 100%リサイクル可能な環境再生カーペットを積極的に採用
災害対策
- 市水(水道)と、井水の2重化
- 停電時に備えて発電機をスタンバイ
- 非常用医療用コンセント
- 保安照明設備
- 寝台用エレベータ設備
- 重要設備(井戸ポンプ、給水ポンプ)などが利用可能。
最低限の機能の確保をめざします。 - 全ての設備(空調/給湯/厨房器具)にオール電化を採用(大規模災害時に最も期待されているのは、電力の復旧です。)
ICカードキーシステム